こんにちは。院長の盛実です。
じっとしていても汗ばむ陽気が続いていますね。
暦の上で8月7日は「立秋」秋のはじまりですが、まだまだ暑い日が続きそうです。
とはいえ、やがてこの暑さも過ぎ去り涼しい秋がやってきますから、残りの夏の行事を楽しみながら移ろいゆく季節を楽しみたいですね。
今回は夏といえば誰もが食べたくなる「アイスキャンディーやかき氷」の話をさせていただきたいと思います。
アイスキャンディーやかき氷は夏になるとどうしても食べたくなる人も多いと思いますが、このアイスキャンディーの誕生は大正時代、ある病院の看護婦さんが患者さんに夏の暑さをまぎらわしてもらおうと、試験管に砂糖水を入れて凍らせたものをふるまったのが始まりなのだそうです。
また、高校野球が行われる甲子園球場の名物のひとつに「かち割氷」がありますが、これもその歴史たるやもう40年、甲子園に集うお客さん達は真夏の炎天下の下、かち割氷をまずは体に当て涼をとった後、とけ出した冷たい水にストローをさして飲むシンプルなものですが、これは元々かき氷として販売されていたそうです。
しかし、かき氷は蜜がベタベタするというお客の不満が多かったため、かき氷に代わって“荒く砕いた氷片をそのままビニール袋に入れて金魚すくいのきんちゃく袋のように売ったらどうか?”といったアイディアから始まったそうです。
そう考えるとアイスキャンディーやかち割氷も、目の前にいる人に少しでも快適に涼しい思いをしてもらいたいといった“人への想い”から生み出されたのではないかと思います。
中国の古い名言に「大業をなすには、なによりも人をもって本となす」という言葉もありますが、“相手のことを一番に考える”これはなかなか簡単にできることではありませんが、ほんの小さなことからでもトライしていきたいですね。
まだまだ夏は続きます。皆さんもこの夏を思い出に残る夏にして下さい。
院長 盛実俊也