こんにちは、院長の盛実です!
草木の茂りもふくよかになり、木々の緑がさわやかな風にゆれて気持ちよく過ごせる季節になりましたね。
5月は旧暦では皐月(さつき)と呼びますが、漢字の「皐」は神に捧げる稲という意味があるそうです。
また、古語で「さ」という言葉は耕作を意味し、
5月はこの「さ」(耕作)が始まることから「さつき」と呼ばれるようになったといいます。
言うなれば耕作する人にとって5月はまさにスタートの月。
大切な最初の月と言えるでしょう。
ところが現代では、5月といえば「5月病」という名前の病気もあります。
これは新しい環境に適応できないことで精神不安定になってしまうという、
新入社員や新入生によく見られる心の病気です。
5月は古くから「始まり」という意味が込められている月なのに、5月病なんていう、
始まりに対して意欲を失ってしまう病気の名前に充てられているのは何とも皮肉に感じてしまいます。
でも、逆に考えれば“新しい人との出会いや環境から、
自分の新たな一面を引き出せる機会”でもあるのかもしれません。
4月のスタートダッシュにちょっと出遅れてしまった人は、
昔から始まりの月とされたこの5月に心機一転!
出直しを計ってみるのも良いのではないでしょうか。
院長 盛実俊也