2016年 4月 の投稿一覧

4月の院長予定

4月3日 和田精密歯研セミナー

      「生体に調和した審美補綴を目指して」
 

4月7日 3歳児健診 呉西保健所
 

4月10日 広島県民公開講座 三次市民ホールきりり

       なぜ「かかりつけ歯科医師」がいる人は長生きなのか
 

4月13日 広島県歯科医師会口腔保健センター部常任委員会
 

4月21日 焼山こばと幼稚園 歯科検診

       呉市歯科医師会理事会
 

4月24日 日本訪問歯科協会 認定医講座

       「医科領域の知識と連携方法」
 

4月27日 呉市歯科医師会訪問診療部委員会

 

入学式

 
こんにちは、院長の盛実です。
 

早くも4月に入り、春の陽気が心地よい季節になりましたね。
ところで、皆さんはなぜ『入学式』が“4月”に行われるのかご存知ですか?
 
実は、日本では昔から4月というわけではありませんでした。
そもそも“学校の原型”である江戸時代の「寺子屋」「私塾」は、
随時入学ができる所だったようですし、明治初期の「高等教育」では
西洋文化の影響で“9月入学”が主流だったようです。
 
しかし、1886年に政府の「会計年度」が“4月-3月”の変更に伴い、
1900年に小学校が、そして1921年に旧姓高校が“4月入学”となったそうです。
 
このように、日本が“4月”に重きを置いているのは、もともと“稲作の国”だったからのようで、
稲作農家は6月の田植えに向けて米の種を買うため、4月に最もお金が必要になり、
農家の一年は4月に始まることから、政府の会計年度も4月からに変更になったようです。
物事にはいろんな因果がありますが、入学式にも様々な経緯があったのでしょう。
 
また、『世界各国の入学式』はどうなっているのか目を向けてみると、
実は日本のように4月入学という国は稀で、ほとんどの国では
夏休み明けから新学年がスタートします。
 
例えばアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ロシア、中国などは
州によって多少違いはあっても、基本的に“9月”に入学式が行われます。
また、南半球のオーストラリアやニュージーランドでも夏休み明けにあたる
1月末~2月初めに入学式が行われるようです。 

 
この春、新入学する学生達に負けず、気持ち新たに生活を見直したいものですね。 

 

院長 盛実俊也