おでん

 
こんにちは。院長の盛実です。 

今年も残すところ1ヶ月をきり、季節もすっかり冬らしくなりましたね。 

 
冬の食事いえば「おでん」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
「おでん」といえば、全国各地で食べられる冬の定番料理ですが、
実は「食べ方」や「味」、「具材」が各地域によって違いがあるのはご存知でしたか?

 
例えば、北海道では昆布だしの薄いしょう油味と、ショウガ風味の甘辛いみそ味の2種類があります。

静岡では濃口しょうゆに牛スジ肉でダシをとった黒いつゆのご当地グルメとして人気の「静岡おでん」です。愛知県ではダシに八丁味噌を使った甘めの味のおでんと、各地域で味もかなり違うようです。

 
また入っている具材も、青森ではツブ貝が入っているのに対し、
沖縄ではてびち(豚足)を加えるのが一般的であったりと、具材もまた結構違うようです。
(ちなみに全国的に共通して入っている具材は、玉子、ごぼう巻き、こんにゃく、ちくわ、大根など)
 
この違いはおそらく食生活の影響だと思いますが、

同じ日本なのにこんなに違いがあるのは改めて不思議ですね。

もちろん各家庭でも作り方は異なるのでしょう。 

ですから、ある意味「おでん」は自分色が強く出るお料理といえるでしょうか。 

 
今年1年、皆様には大変お世話になりました。
2016年も皆様にとって良いお年であります様、心よりお祈り申し上げます。

 

院長 盛実俊也