こんにちは。院長の盛実です。
朝夕冷え込む季節になりましたが、元気に過ごせていますか?
秋も深まるこの時期には、やはり“紅葉”が季節の移り変わりを感じさせてくれます。
よく、街や森や山々が黄や赤に彩られる秋ならではの景色を眺めていると、
なぜか“旅情”をかきたてられてしまいます。
古来の人たちもこの時期になると、遠出をしてよく紅葉を楽しんでいたそうです。
また、紅葉は日本だけでなく世界中で見ることができ、
日本と違った紅葉・黄葉の美しさや魅力があるようです。
たとえば、標高3000m級の山々が連なるヨーロッパ西部の「ピレネー山脈」では、
日本よりも少し早い10月頃から秋が深くなり、木々の葉があっという間に紅葉し始めるそうです。
このピレネー山脈では、夏の観光客が去った後は静寂に包まれて、
張り詰めた空気はどこか神秘的な情感を抱かせるといわれています。
そのほかにも、ドイツ、ロシア、フランス、スイスなど、
各国で見られる紅葉もそれぞれの特徴があるそうです。
しかし、時に“自然”は、毎年日本に上陸する超大型の台風のように“厳しく”も“怖く”もあります。
それでも、紅葉のような自然が産み出す芸術を眺めていると、
改めてその偉大な森羅万象を感じさせてくれます。
かつて昔の人々も観てきたであろうその“紅葉”を眺め、
今月はその美しさに改めて思いを寄せてみるのも良いのではないでしょうか。
院長 盛実俊也