花火

こんにちは。院長の盛実です。

7月に入り暑くなってきましたね。梅雨が明ければいよいよ夏本番。

夏といえば待ち遠しいのが「花火大会」ではないでしょうか?

夏の夜空に大きく豪快な音とともに打ち上がる花火を見ていると、爽快な気分になるのは私だけではないでしょう。 

花火」というと以前、プロの花火師を取り上げたテレビ番組がとても印象的だったので、今回ちょっとお話してみたいと思います。

花火師とは皆さんもご存知のとおり、花火を作って打ち上げる職人さんのことですが、花火師はほんの一瞬の夏の夜空を染め上げるために、途方もない手間と時間をかけるのだそうです。

特に“カリスマ”と呼ばれる花火師は、花火が開いてから散るまでの5秒間のために一切の妥協を許しません。

それは、わずかな火薬のズレが全体のバランスを大きく崩してしまうからだそうです。 

その番組の中で花火師さんは『花火は打ち終わるとモノはなんにも残らない、残るのは記憶だけ。

逆に言えば、記憶だからこそいつまでも残るもの。手を抜いてしまってはその5秒間がダメになってしまう。

(誰かの記憶にずっと残るような)そんな花火を作っているので、自分の生き方もしだいに花火に似て“潔さ”を善しとする精神が生まれるのかもしれないですね』と、なんとも粋な事を言っておられました。

そして花火作りの最後に求められるのは『技術を超えた集中力と、花火と向き合う素直な心』だとも。 

たった一発の花火にも花火師の魂が込められている。

そんな花火師の魂を感じながら花火を見上げれば、またひと味もふた味も違う花火の美しさにふれることができるのではないでしょうか。

 

院長 盛実俊也

7月の医院からのお知らせ

【診療スケジュール】

7月11日(土) 午後休診 広島県歯科医師会各部総合委員会出席のため

 

【医院からのお知らせ】

新スタッフ登場

歯科衛生士の佐久間万里子です。

職歴○○年のベテランです。

よろしくお願いいたします。

一隅を照らした人

こんにちは。院長の盛実です。

もうすぐ梅雨のシーズン。雨が多くて外へ出る機会が減ったり、湿気でジメジメするなど、

あまりいいイメージのないこの時期ですが、みなさんはどのように過ごしてらっしゃいますか?

 

さて、そんな6月の24日は「美空ひばりさん」の命日です。

 

美空ひばりさんは皆様もよくご存知だと思いますが、数々のヒット曲を歌った昭和を代表する歌手(ひばりさんの通算レコーディング曲数は1500曲、オリジナル楽曲は517曲だったそうです。)であり、たくさんの映画にも出演した女優さんでもありましたが、生前は“お嬢”という愛称で親しまれ、女性として初の国民栄誉賞も受賞した方です。

よく美空ひばりさんのことを“往年のスター”や“永遠の歌姫”などと讃えた言葉はたくさんありますが、私自身は「一隅を照らした人」という表現がとても印象に残っています。

この「一隅を照らす」という言葉は、比叡山を開かれた伝教大師・最澄が言った径寸十枚これ国宝に非ず、一隅を照らすこれ則ち国宝なりからきて、言葉の中の「径寸」とは金銀財宝、「一隅」とは今自分がいる場所のことを指すそうです。

 

つまり、お金や財宝は国の宝物ではない。家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも代えがたい貴い国の宝である。といった意味のようです。

 

戦後まもなく、日本中が荒れ果て世の中に暗雲がたちこめていた時、その美しい歌で人々の心に明るいひとすじの光をもたらした人こそ“美空ひばりさん”でした。

 

まさに「一隅を照らした人」とはひばりさんにピッタリな言葉のように思えます。

私たちもひばりさんほどのスターにはなれなくても、自分の今いる場所で、自分ができることを、できる範囲でコツコツと精一杯頑張れば、最澄の言う「貴い国の宝」に少しでも近づけるのではないでしょうか。                             

院長 盛実俊也

5月の医院からのお知らせ

5月の院長予定

 

5月4日  休日診療当番(呉市歯科医師会館)9:00~15:00

5月8日  焼山こばと幼稚園歯科検診 年少組

5月10日 母の日(カーネーション贈ります) 玉井デンタルショー

5月17日 広島新庄高校体育祭参加

5月19日 呉市歯科医師会DVDセミナー「多数歯欠損・無歯顎補綴の目標」

5月21日 呉市歯科医師会理事会

5月23日 スタッフ歓送迎会 多田家の食卓

5月27日 呉市歯科医師会 口腔保健センター部委員会

5月といえば!

こんにちは、院長の盛実です!

 

草木の茂りもふくよかになり、木々の緑がさわやかな風にゆれて気持ちよく過ごせる季節になりましたね。

5月は旧暦では皐月(さつき)と呼びますが、漢字の「皐」は神に捧げる稲という意味があるそうです。

また、古語で「さ」という言葉は耕作を意味し、

5月はこの「さ」(耕作)が始まることから「さつき」と呼ばれるようになったといいます。

言うなれば耕作する人にとって5月はまさにスタートの月。

大切な最初の月と言えるでしょう。

 

ところが現代では、5月といえば「5月病」という名前の病気もあります。

これは新しい環境に適応できないことで精神不安定になってしまうという、

新入社員や新入生によく見られる心の病気です。

 

5月は古くから「始まり」という意味が込められている月なのに、5月病なんていう、

始まりに対して意欲を失ってしまう病気の名前に充てられているのは何とも皮肉に感じてしまいます。

でも、逆に考えれば“新しい人との出会いや環境から、

自分の新たな一面を引き出せる機会”でもあるのかもしれません。

 

4月のスタートダッシュにちょっと出遅れてしまった人は、

昔から始まりの月とされたこの5月に心機一転!

出直しを計ってみるのも良いのではないでしょうか。

院長 盛実俊也

 

4月の医院からのお知らせ

4月の院長の予定

 

4月7日  昭和中学校入学式来賓出席

4月16日 呉市歯科医師会理事会

4月19日 服部幸應氏講演会「三つ子の魂百までも!食育とは・・」

4月21日 DVDセミナー「欠損補綴で診ること考えること」

4月22日 呉市歯科医師会 訪問診療部委員会

4月23日 焼山こばと幼稚園 歯科検診

4月30日 昭和中学校平成27年度PTA総会 会長退任

 

 

スタッフ退職のお知らせ

 

歯科助手の松浦です。

もりざね歯科医院に勤務して5年5か月になりますが、3月末をもちまして結婚退職しました。

皆様には大変お世話になりました。

結婚後も呉市内におりますので、見かけたら声をかけてください。

ありがとうございました。

 

 

NAOMI-CT紹介

 

  

 

CTパノラマ複合機 NAOMI-CTを導入して1年たちました。

立体的に口や顎の中の状態を詳しく診ることができるため、

より的確な診断が行えるようになりました。

 

始まりの季節

こんにちは、院長の盛実です! 
 

暖かな日差し、小鳥のさえずり、ようやく本格的に春めいてきましたね。暖かな日差しの下で過ごしていると、ついうとうとと…(笑)“春眠 暁を覚えず”と昔の人はよくいったものです。
  

さて、4月といえば“始まりの季節”ですから、新たな舞台でスタートを切る方も少なくないのではないでしょうか? また、4月は新たな人との出会いも楽しみな季節でもあります。 ふと、『人は一生で一体何人の人と出会い、別れを繰り返すのだろう?』などと考えてしまうこともありますが、今まで出会った人達を何かの機会に棚卸してみれば、そこには何か新しい発見があるかもしれませんね。 今はインターネットで知り合って結婚する人もいる時代です。また、その気になれば地球の裏側の人とも趣味が通じて連絡を取りあうことも出来ますから、「十年前と比べれば人との出会い方もすごく形式が変わってきているんだな…」と改めて感じてしまいます。 
  

あるテレビ番組で演歌歌手の北島三郎さんに、“貫録とはどうやって生まれるんですか?”といった質問をしていました。 その問いに対して北島さんは、『貫録は人との出会いから生まれる。出会った人の貫録を分けてもらうんだよ。』と答えておられました。 サブちゃんほどの貫録のある人が言うと「なかなか説得力があるものだな~」と思うと同時に「なるほど!」と感心してしまいました。 そう考えると、いくら人との出会い方、付き合い方が今のように多様化しても、結局は“人と人が顔を合わせ会話の出来る交流が何より一番大切であり、温かくもあり、学びや自分自身の成長にもなるのではないだろうか” そんなことを考えながら、私はこの季節の“出会い”を楽しみにするのです。 
 

春、出会いの季節です!これからもあるであろう“素晴らしい出会い”に期待して…
 

院長 盛実俊也 

新スタッフ紹介


歯科助手  林 恵生(はやし めぐみ)

 

はじめまして 林です。

1歳の女の子の母親です。

趣味の卓球は、クラブチームでバリバリ頑張っています。

よろしくお願いいたします。

 

3月の医院からのお知らせ

3月院長の予定

 

3月8日  呉市立昭和中学校卒業式来賓(PTA会長)出席

3月12日 歯の健康相談12:30~13:30 呉市歯科医師会館

3月16日 第2回 呉市認知症施策推進事業検討委員会

3月17日 第2回 生涯研修セミナー「健康な歯周環境を長期的に維持するためには」

3月19日 昭和地区PTA連絡協議会

3月25日 呉市歯科医師会口腔保健センター部委員会

3月26日 呉市歯科医師会 平成26年度臨時総会

       第3回 呉市認知症施策推進事業検討委員会

3月31日 昭和中学校PTA執行部会

 

春の訪れ

こんにちは、院長の盛実です!

徐々に春の息吹を感じられる季節になってきましたね。

 

3月は草木がいよいよ生い茂る月という意味の言葉

【木草弥や生ひ月(きくさいやおひづき)】が短くなって

『弥生』と呼ばれるようになったそうですが、この言葉からも

3月は新たなスタートへの足がかりの月と言えます。

 

そして、3月になると「日本人で良かったなぁ」と心底思わせてくれる花、

『桜』が全国各地で徐々に咲き始めますね。

「桜」は春の代表として日本人に愛されていますが、

日本で最も古い歌集である『万葉集』でも桜を詠んだ歌がありますから、

はるか昔より日本人に愛されていたのでしょう。

 

桜は日本の国花ですから、今はあらゆる所で目にすることができますね。

例えば、100円硬貨に桜が描かれています。

また、学校の校章や警察、自衛隊の紋章にも使われていますし、

桜をタイトルに含む歌が毎年のように世に出ては多くの人の心を掴んでもいます。

 

本当にこれほどまでに桜が日本人に愛される理由は何なのでしょう?

もちろん、その美しさ故でしょうが、春の季語として、また出会いと別れの象徴として、

寂しさと期待感をどこか感じさせるからなのかもしれませんね。

 

3月に入りだいぶ暖かくなってきましたが、

季節の変わり目は体調を崩しやすくなることも多いので、

十分ご健康に留意されお過ごし下さい。

 

院長 盛実 俊也